ごま和えやとろろ、離乳食を作ろうとしたときに、「すり鉢がない!」と困ったことはありませんか?
でも、わざわざすり鉢を買わなくても大丈夫です。
すり鉢は、スプーンやフォーク、保存袋+麺棒、おろし金、茶こし、ブレンダーなど、家にある身近な道具で代用できます。
ただし、ごまを細かくしたい場合と、とろろをなめらかにしたい場合では、適している道具が違います。
そこでこの記事では、すり鉢の代わりになるものを、食材や用途別にわかりやすく紹介します。
離乳食を作る場合の代用方法や、少量・大量での使い分けも紹介するので、「家にあるもので何とかしたい!」というときに参考にしてくださいね。
すり鉢がないときは何で代用できる?おすすめ早見表
すり鉢の代用品は、「何をすりたいのか」に合わせて選ぶのがポイントです。
まずは、おすすめの組み合わせを簡単に確認してみましょう。
| すりたいもの | おすすめの代用品 | 仕上がりの特徴 |
|---|---|---|
| ごま・ごま和え | 保存袋+麺棒、スプーン | 粗め~細かめに調整しやすい |
| とろろ・長芋 | おろし金 | なめらかにしやすい |
| 離乳食(少量) | 茶こし+スプーン、フォーク | 少量でも作業しやすい |
| 離乳食(多め) | ブレンダー | ペースト状にしやすい |
| じゃがいも・かぼちゃ | フォーク、マッシャー | 粗さを残してつぶせる |
| 豆腐・白和え | フォーク、裏ごし器 | なめらかにしやすい |
| ナッツ・くるみ | 保存袋+麺棒 | 好みの大きさに砕きやすい |
| 茶葉・スパイス | ミル | 細かくしやすい |
このように、すり鉢がなくても多くの調理は別の道具で対応できます。
特に一度だけ使いたい場合や、少量を調理したい場合は、新しくすり鉢を購入する前に家にあるものを試してみるとよいでしょう。
家にあるものでOK!すり鉢の代わりになるもの

すり鉢の代用品として使えるものは、意外と身近にあります。
それぞれ得意な作業が違うので、食材に合わせて使い分けてみましょう。
スプーン・フォーク
もっとも手軽なのが、スプーンやフォークです。
やわらかく加熱した野菜や果物、じゃがいも、かぼちゃなどは、器に入れてスプーンの背やフォークで押すだけでもつぶせます。
ごまも少量であれば、丈夫な器に入れてスプーンの背で押しつぶす方法があります。
少量だけつぶしたいときに、わざわざ専用器具を出さなくてよいのがメリットです。
一方、硬い食材を大量に細かくする用途には向いていません。
保存袋+麺棒
ごまやナッツなどを細かくしたいときに便利なのが、保存袋と麺棒の組み合わせです。
食材を丈夫な保存袋に入れ、空気をある程度抜いて口を閉じます。
あとは麺棒を転がしたり、上から押したりして細かくします。
袋の中で作業するため食材が飛び散りにくく、後片付けも簡単です。
ごま和え用のごまなど、完全なペーストにする必要がない食材に向いています。
おろし金・すりおろし器
山芋や長芋をとろろにしたいなら、おろし金やすりおろし器が便利です。
食材そのものを細かく削れるため、保存袋やフォークでつぶすよりもなめらかに仕上げやすくなります。
しょうがやにんじんなどを細かくしたい場合にも使えます。
とろろを作りたい場合は、すり鉢の代用品としておろし金が特に使いやすいでしょう。
刃に指が近づきすぎないよう注意してください。
茶こし・裏ごし器
少量の食材をなめらかにしたいときには、茶こしや裏ごし器も使えます。
やわらかく加熱した食材を入れ、スプーンの背などで押して網を通します。
特に、離乳食など「少量だけなめらかにしたい」という場面で便利です。
ただし、硬い食材を無理に押し込む用途には向いていません。
マッシャー
じゃがいもやかぼちゃなど、加熱してやわらかくした食材ならマッシャーも便利です。
一度に広い範囲を押しつぶせるので、ポテトサラダなどをある程度まとめて作る場合にも活躍します。
完全なペーストではなく、少し食感を残したい料理にも向いています。
ブレンダー・フードプロセッサー
ある程度の量をまとめて細かくしたいなら、ブレンダーやフードプロセッサーが便利です。
野菜のペーストやスープ、離乳食などを短時間で調理できます。
ただし、機種によっては食材が少なすぎるとうまく刃に当たらないことがあります。
少量ならスプーンや茶こし、多めならブレンダーというように使い分けると効率的です。
食材別・すり鉢がないときの代用方法
ここからは、「何をすりたいか」別におすすめの方法を見ていきましょう。
ごま・ごま和えは保存袋+麺棒やスプーンで代用
ごま和えを作りたいのにすり鉢がない場合は、保存袋+麺棒が手軽です。
ごまを袋に入れて麺棒を転がしながらつぶします。
少量なら、丈夫な器に入れてスプーンの背で押しつぶす方法でも構いません。
ごまは粒がすべてなくなるまで細かくする必要はなく、好みの粗さで止められます。
軽く炒ったごまを使う場合は、熱いまま袋へ入れず、粗熱を取ってから作業しましょう。

とろろ・長芋はおろし金で代用
とろろを作るなら、おろし金やすりおろし器が手軽です。
長芋や山芋の皮をむき、通常の大根おろしなどと同じようにすりおろします。
すり鉢を使った場合とは食感に違いが出ることがありますが、「とろろを作りたい」という目的なら十分代用できます。
滑りやすい食材なので、手を傷つけないよう注意しながら作業してください。

じゃがいも・かぼちゃはフォークやマッシャーで代用
加熱したじゃがいもやかぼちゃは、フォークで簡単につぶせます。
少量ならフォーク、多めならマッシャーを使うと効率的です。
ポテトサラダなど、少し粒を残したい料理では、むしろつぶし加減を調整しやすいというメリットもあります。
豆腐・白和えはフォークや裏ごし器で代用
白和えなどで豆腐をなめらかにしたい場合は、フォークで細かく崩す方法があります。
さらに滑らかな仕上がりを求めるなら、裏ごし器などを使う方法もあります。
水切りした豆腐を少しずつ押していくと、粒を小さくできます。
ナッツ・くるみは保存袋+麺棒で代用
ナッツやくるみを砕きたいときにも、保存袋と麺棒が便利です。
丈夫な袋に入れ、上から麺棒で押したり転がしたりします。
一度に強く叩くより、状態を確認しながら少しずつ細かくしたほうが、好みの大きさに調整しやすくなります。
茶葉・スパイスはミルなどを活用
茶葉やスパイスを細かくする場合は、用途に合ったミルがあれば便利です。
すり鉢のように手作業で細かくする必要がなく、均一にしやすいのがメリットです。
ただし、使用できる食材は製品によって異なるため、説明書を確認してから使いましょう。
離乳食のすり鉢は何で代用できる?

離乳食作りでは、食材をつぶしたり、なめらかにしたりするためにすり鉢が使われることがあります。
しかし、すり鉢がなくても、作る量や食材に合わせて別の道具を使えます。
少量の離乳食なら茶こし+スプーン
少量の離乳食をなめらかにしたい場合は、茶こしとスプーンを使う方法があります。
十分にやわらかくした食材を茶こしに入れ、スプーンの背で押して網を通します。
少量でも作業しやすいため、ブレンダーでは量が少なすぎる場合にも便利です。
少量だけ作るなら、大型の調理家電を使わなくても対応できます。
10倍粥や柔らかい野菜はフォークでもつぶせる
十分にやわらかく調理した食材なら、フォークやスプーンでつぶす方法もあります。
かぼちゃやじゃがいもなどは、やわらかくなっていれば比較的つぶしやすい食材です。
ただし、必要な形状や固さは赤ちゃんの発達段階によって異なります。
まとめて作るならブレンダーが便利
離乳食をある程度まとめて作る場合は、ブレンダーが便利です。
短時間で食材を細かくできるため、調理時間を短縮できます。
一方で、食材が少なすぎるとうまく刃に当たらない機種もあります。
その場合は、無理にブレンダーを使わず、茶こしやスプーンなどに切り替えるとよいでしょう。
離乳食で代用品を使うときの注意点
離乳食では、道具そのものの清潔さにも気を配りましょう。
使用前に器具を清潔な状態にし、食材は月齢や発達に応じて適切に調理します。
また、茶こしや裏ごし器などを普段の料理にも使用している場合は、使用前後によく洗いましょう。
大人向けの料理と同じ感覚で食材の硬さや大きさを決めず、赤ちゃんの発達段階に合わせることが大切です。
少量と大量で使い分けよう・失敗しない代用品の選び方

同じ食材でも、作る量によって使いやすい道具は変わります。
少量ならスプーン・フォーク・茶こし
一人分や離乳食など、少量だけなら手作業の道具が便利です。
スプーンやフォークなら準備も片付けも簡単です。
なめらかさが必要なら茶こしや裏ごし器を使うとよいでしょう。
たくさん作るならブレンダー・フードプロセッサー
ある程度まとまった量を作るなら、電動器具を使ったほうが短時間で処理できます。
野菜のペーストやスープなど、量が多くなるほど時短効果を感じやすくなります。
なめらかさを重視するなら裏ごし・おろし器
単に「細かくする」のか、「なめらかにする」のかによっても選ぶ道具は変わります。
とろろならおろし器、やわらかい食材を滑らかにしたいなら裏ごし器など、目的に合った方法を選びましょう。
「すり鉢の形に近いもの」を探すのではなく、「どんな仕上がりにしたいか」で代用品を選ぶのがコツです。
100均などで代用品を用意する方法
家に使えそうな道具がない場合でも、すぐに本格的なすり鉢を買う必要はありません。
身近なお店で代用品を探す方法もあります。
100均で探しやすい代用アイテム
100円ショップでは、店舗や時期によって、キッチン用品売り場に保存袋、麺棒、茶こし、マッシャー、おろし器などが並んでいることがあります。
これらはすり鉢専用ではありませんが、食材に応じて代用品として活用できます。
店舗や時期によって品揃えが異なるため、欲しい商品が必ず販売されているとは限りません。
代用品を買うなら何を選ぶ?
新しく道具を買うなら、すり鉢以外の料理にも使えるかを考えて選ぶと便利です。
たとえば、おろし器なら大根おろしや薬味、マッシャーならポテトサラダ、ブレンダーならスープやペースト作りなどにも使えます。
「今回だけ使うのか」「今後も使うのか」を考えると、無駄のない選択がしやすくなります。
すり鉢の代用品を使うときの注意点
身近な道具を代用するときには、安全に作業するための注意も必要です。
安定した場所で作業する
食材を押しつぶす場合は、安定した台の上で作業しましょう。
容器が動いてしまう場合は、無理に強い力を加えないことが大切です。
食材を一度に入れすぎない
たくさんの食材を一気につぶそうとすると、力が均等に伝わりません。
少しずつ作業したほうが、仕上がりを確認しながら調整できます。
容器の破損や滑りに注意する
ガラスや陶器の容器に強い力を加えると、破損する可能性があります。
また、おろし金を使うときは、食材が小さくなるほど指が刃に近づきます。
「代用できる」ことと「どんな使い方をしても安全」ということは同じではありません。
本来想定されていない使い方で、無理に力を加えないようにしましょう。
衛生面にも気をつける
使用する器具は清潔なものを使い、使用後はよく洗って乾燥させます。
特に網目や刃など食材が残りやすい部分は、汚れが残っていないか確認しましょう。
代用品ではなくすり鉢を使ったほうがいいケース

代用品は便利ですが、すり鉢そのものが不要になるとは限りません。
料理の頻度や仕上がりへのこだわりによっては、すり鉢を用意したほうが便利な場合があります。
ごまや白和えを頻繁に作る
ごまをする料理や白和えなどを頻繁に作るなら、毎回代用品を準備するより、すり鉢を使ったほうが作業しやすいことがあります。
香りや食感を細かく調整したい
すり鉢は、食材の状態を見ながら手作業で調整できます。
粗めに残す、さらに細かくするなど、自分好みの仕上がりを求める場合には便利です。
少量を繰り返しすりたい
少量のごまなどを頻繁にする場合も、小型のすり鉢があると便利です。
一度しか使わないなら代用品でも十分ですが、何度も同じ作業をするなら専用道具を持つメリットも大きくなります。
すり鉢と代用品のメリット・デメリット比較
最後に、すり鉢と代用品の違いを簡単に比較してみましょう。
| 項目 | すり鉢 | 代用品 |
|---|---|---|
| すりやすさ | ◎ | 道具によって異なる |
| 洗いやすさ | △ | ○~◎ |
| コスト | 新しく買う場合は費用がかかる | 家にあれば追加費用なし |
| 収納性 | サイズによって場所を取る | 既存の道具なら増えない |
| 多用途性 | すりつぶし・和える作業が中心 | 道具によってさまざま |
| 仕上がりの調整 | ◎ | 道具によって異なる |
たまにしか使わないなら代用品でも十分対応できます。
一方、ごまや白和えなどを頻繁に作るなら、すり鉢を用意したほうが使いやすい場合もあります。
すり鉢の代用についてよくある質問
お茶碗とスプーンでもすり鉢の代わりになる?
やわらかい食材や少量のごまであれば、スプーンの背で押しつぶす方法があります。
ただし、お茶碗に強い力をかけると破損する可能性があるため、無理に押しつけないようにしましょう。
麺棒がないときは何で代用できる?
食材によります。
やわらかいものならスプーンやフォーク、ごまならスプーンの背、とろろならおろし金など、目的に合わせて別の方法を選べます。
「麺棒の代用品」を探すより、その食材をどう仕上げたいかから道具を選ぶほうが簡単です。
ミキサーやブレンダーでも代用できる?
対応している食材であれば、ブレンダーなどで細かくできる場合があります。
特に、ある程度まとまった量のペーストを作る場合には便利です。
ただし、使える食材や最低量などは製品によって異なるため、取扱説明書に従って使用してください。
離乳食のためだけにすり鉢を買う必要はある?
必ずしもすり鉢だけが選択肢ではありません。
少量なら茶こしやスプーン、多めならブレンダーなど、家庭にある道具で対応できる場合があります。
ただし、頻繁に少量をすりつぶすのであれば、小さなすり鉢が使いやすいケースもあります。
まとめ|すり鉢がなくても家にあるもので代用できる
すり鉢がなくても、家にある身近な調理器具で代用できます。
ポイントは、すり鉢に似た道具を探すのではなく、「何を・どんな状態にしたいのか」で代用品を選ぶことです。
ごま・ごま和えなら保存袋+麺棒やスプーン、とろろならおろし金、じゃがいもやかぼちゃならフォークやマッシャーが使えます。
離乳食の場合は、少量なら茶こし+スプーン、ある程度まとめて作るならブレンダーというように、量によって使い分けると便利です。
すり鉢をたまにしか使わないのであれば、まずは家にある道具で試してみてください。
一方、ごまや白和えなどを頻繁に作るなら、専用のすり鉢を用意するのも選択肢です。
自分が作りたい料理や使用頻度に合わせて、無理なく使いやすい方法を選んでくださいね。

