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夏はいつからいつまで?何月から何月までか気象学・暦でわかりやすく解説

雑学
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「夏はいつからいつまで?」と聞かれると、7月や8月を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、5月になると汗ばむような日もありますし、6月は気象学上すでに夏です。一方、9月になっても暑い日が続くことがあります。

では、夏の始まりと終わりは具体的にいつなのでしょうか?

実は、「夏はいつからいつまで?」という問いには一つだけの答えがあるわけではありません。

気象学上の季節、天文学的な季節、旧暦や二十四節気など、どの基準を使うかによって夏の期間が変わるからです。

この記事では、夏がいつからいつまでなのかを基準別に整理するとともに、「5月は春?夏?」「6月は夏?」「9月は夏?秋?」といった疑問についても分かりやすく解説します。

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夏はいつからいつまで?基準別に一覧で比較

まずは、夏がいつからいつまでなのか、代表的な考え方を比べてみましょう。

基準 夏の期間
気象学上 6月~8月
天文学的な区分 夏至ごろ~秋分ごろ
旧暦の月による区分 旧暦4月~6月
二十四節気による区分 立夏~立秋の前日ごろ

最も分かりやすいのは、気象学上の「6月・7月・8月」です。

気象庁も季節ごとの天候をまとめる際、夏を6~8月として扱っています。

そのため、日常生活で「夏は何月から何月まで?」と聞かれた場合には、6月から8月までと考えると分かりやすいでしょう。

ただし、暦の上では5月上旬に立夏を迎えるため、5月でも「暦の上では夏」と表現されることがあります。

夏の期間は基準によってどう違う?

夏の期間が分かりにくい理由の一つが、季節を区切る方法が複数存在することです。

ここでは、それぞれの考え方を詳しく見ていきましょう。

気象学における夏の範囲

気象庁が日本の季節ごとの天候をまとめる場合、春は3~5月、夏は6~8月、秋は9~11月、冬は12~2月として扱われています。

つまり、この区分なら夏は、6月1日から8月31日までと考えることができます。

「5月は春?」「9月は夏?」と迷った場合も、この区分なら5月は春、9月は秋です。

ただし、これは季節ごとの天候を統計的に整理するときの区分です。

実際の暑さが6月1日に突然始まり、8月31日に終わるわけではありません。

天文学的な夏の期間

天文学的な考え方では、夏至から秋分までを夏とする区分があります。

夏至は例年6月21日ごろ、秋分は9月23日ごろです。

例えば2026年の場合、国立天文台の暦要項では夏至が6月21日、秋分が9月23日となっています。

この考え方では、6月下旬から9月下旬ごろまでが夏ということになります。

気象学上の区分と比較すると、夏の始まりも終わりも少し後ろにずれるのが特徴です。

旧暦では夏はいつからいつまで?

昔の暦では、季節を現在とは異なる方法で区切っていました。

旧暦の月による区分では、4月・5月・6月が夏にあたります。

ここで注意したいのは、旧暦の4月1日が現在のカレンダーの4月1日と同じではないということです。

そのため、「旧暦では4月から夏」と聞いて、現在の4月から夏だったと考えるとズレが生じます。

旧暦の日付を現在のカレンダーに置き換えた日は毎年変わるため、特定の日付に固定して考えない方が分かりやすいでしょう。

二十四節気では立夏から立秋前日まで

「暦の上では夏」という表現でよく使われるのが二十四節気です。

夏にあたる主な二十四節気は次のとおりです。

二十四節気 時期の目安
立夏 5月5日ごろ
小満 5月21日ごろ
芒種 6月5~6日ごろ
夏至 6月21日ごろ
小暑 7月7日ごろ
大暑 7月22~23日ごろ

そして、立秋を迎えると暦の上では秋へ移っていきます。

例えば2026年は立夏が5月5日、立秋が8月7日です。なお、二十四節気の日付は年によって多少前後します。

そのため、二十四節気を基準にすると、5月上旬から8月上旬ごろまでが夏と考えられます。

5月は春?それとも夏の始まり?

5月は春なのか、それとも夏なのか。

結論からいうと、どの基準を使うかによって答えが変わります。

気象学上の区分では、5月は春です。春を3~5月、夏を6~8月としているため、5月31日までは春ということになります。

一方、二十四節気では5月5日ごろに「立夏」を迎えます。

そのため、ニュースや手紙の挨拶などで「暦の上では夏を迎えました」といった表現を目にすることがあります。

つまり、

  • 一般的な季節・気象学上では5月は春
  • 暦の上では5月上旬から夏

という違いがあります。

5月でも気温が高い日はあるため、体感的に「もう夏なのでは?」と感じても不思議ではありません。

6月は春?それとも夏?

6月については、気象学上では夏に入ります。

気象庁が季節ごとの天候をまとめる際も、6~8月を夏としています。

ただ、「6月=真夏」という感覚があまりない方も多いのではないでしょうか。

その理由の一つが梅雨です。

日本では春から夏へ移る時期に梅雨があり、雨や曇りの日が多くなります。

梅雨入り・梅雨明けの時期は地域や年によって異なり、気象庁も毎年の天候経過をもとに時期を検討しています。

そのため、「6月○日から梅雨」「○月○日で必ず梅雨明け」と固定して考えることはできません。

6月は梅雨のイメージが強く、真夏らしく感じない日もありますが、季節区分としては夏の始まりと考えて問題ありません。

夏の終わりはいつ?8月・9月のどこまで?

「夏はいつから?」と同じくらい気になるのが、「夏はいつまで?」ではないでしょうか。

これも基準によって答えが変わります。

気象学上では8月までが夏ですが、天文学的な区分では秋分ごろまで夏となります。

また、9月に入っても暑い日が続けば、体感としては「まだ夏」と感じることもあります。

8月で夏は終わる?

気象学上の季節区分では、8月31日で夏が終わり、9月から秋になります。

学校の夏休みも8月末ごろまでという地域が多いため、「8月の終わり=夏の終わり」という感覚を持つ方も多いでしょう。

一方、二十四節気では8月上旬に立秋を迎えます。

つまり、8月は「夏真っ盛り」と感じる時期でありながら、暦の上ではすでに秋になっている期間でもあります。

9月は夏?それとも秋?

9月も、基準によって夏と秋の両方の捉え方ができます。

気象学上では9月は秋です。

一方、夏至から秋分までを夏とする天文学的な区分なら、9月下旬の秋分ごろまでは夏に含まれます。

さらに、実際の季節感はその年や地域の気温によっても変わります。

そのため、「9月は何月だから必ず夏」「9月になったから暑くても秋」と一つの感覚に決める必要はありません。

気象学上は秋、天文学的な区分では秋分ごろまで夏、体感的には気候次第と整理すると分かりやすいでしょう。

暦の上の夏と実際の暑さがずれるのはなぜ?

「立夏なのに全然暑くない」

「立秋を過ぎたのに猛暑が続いている」

そんな疑問を感じたことはありませんか?

これは、二十四節気による季節と、実際に感じる暑さが同じ基準で決められているわけではないためです。

二十四節気は、太陽の通り道である黄道を基準に一年を24に分けたものです。例えば立夏は太陽黄経45度、夏至は90度、立秋は135度の時点にあたります。

そのため、気温が何度になったら立夏、涼しくなったら立秋という決め方ではありません。

さらに日本は南北に長く、同じ日でも地域によって気温や天候が違います。

「暦上の季節」と「実際に感じる季節」にはズレがあるものと考えておくと、「立秋なのに暑いのはおかしいの?」という疑問も解消しやすくなります。

春・秋・冬はいつからいつまで?

夏について見てきましたが、春・秋・冬についても同じように複数の区分があります。

ここでは分かりやすく、気象学上の区分を中心に確認してみましょう。

春はいつからいつまで?

気象学上では、春は3月から5月までです。

二十四節気では立春から始まり、立夏を迎えるころに夏へ移ります。

そのため5月は、気象学上では春ですが、暦の上では途中から夏になります。

秋はいつからいつまで?

気象学上では、秋は9月から11月までです。

二十四節気では立秋から冬の始まりを表す立冬の前までが、暦の上での秋にあたります。

立秋は例年8月7~8日ごろなので、実際には暑さが厳しい時期に暦上の秋を迎えることになります。

冬はいつからいつまで?

気象学上では、冬は12月から翌年2月までです。

二十四節気では立冬から立春の前までを冬と考えます。

このように、夏だけでなく、春・秋・冬も何を基準にするかによって始まりと終わりが変わります。

夏の始まりと終わりに関するよくある質問

最後に、夏の期間について迷いやすいポイントを簡単にまとめます。

5月は夏に入りますか?

気象学上では5月は春です。

ただし、二十四節気では5月5日ごろに立夏を迎えるため、それ以降は「暦の上では夏」と表現できます。

6月から夏と言っていいですか?

はい。気象学上では6~8月が夏なので、6月は夏に含まれます。

ただし、日本では梅雨と重なる地域も多いため、真夏らしさを感じにくいことがあります。

9月は夏ですか?

気象学上では9月は秋です。

一方、天文学的な区分では秋分ごろまでを夏とする考え方があります。

そのため、基準によって答えが異なります。

「暦の上では夏」はいつからですか?

一般に二十四節気の「立夏」からです。

立夏は例年5月5~6日ごろにあたり、このころから暦の上では夏を迎えます。

まとめ

「夏はいつからいつまで?」という疑問には、基準によって複数の答えがあります。

  • 気象学上:6月~8月
  • 天文学的な区分:夏至ごろ~秋分ごろ
  • 旧暦の月による区分:旧暦4月~6月
  • 二十四節気:立夏~立秋の前日ごろ

日常的に「夏は何月から何月まで?」と考えるのであれば、6月から8月までと覚えておくのが分かりやすいでしょう。気象庁も季節ごとの天候を夏=6~8月としてまとめています。

一方で、5月上旬には立夏を迎えるため「暦の上では夏」となり、天文学的な区分では9月の秋分ごろまで夏とする考え方もあります。

つまり、5月が春なのか夏なのか、9月が夏なのか秋なのか迷ったときは、「何を基準にした季節なのか」まで確認することが大切です。

暦と実際の気候にはズレがありますので、それぞれの違いを知っておくと、季節に関する言葉もより理解しやすくなります。

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