お気に入りのニットやカーディガンに毛玉を見つけて、「まだそんなに着ていないのに……」とがっかりしたことはありませんか?
毛玉が増えると、きれいな洋服でも少しくたびれたように見えてしまいますよね。
実は、毛玉のできやすさには洋服に使われている素材や生地の作り方、着方、洗濯方法などが関係しています。
特にポリエステルやアクリルなどの化学繊維は丈夫なので、できた毛玉が生地に残りやすい傾向があります。
ただし、「ポリエステルなら必ず毛玉になる」「天然素材なら毛玉にならない」というわけではありません。
この記事では、毛玉になりやすい素材をわかりやすく紹介しながら、ポリエステルに毛玉ができる理由や、洋服を長くきれいに着るためのお手入れ方法までやさしく解説します。
これから洋服を購入するときの素材選びにも、ぜひ役立ててみてくださいね。
- 毛玉になりやすい素材は?まずは特徴をチェック
- そもそも毛玉はどうしてできるの?
- 同じ素材なのに違う?毛玉のできやすさを左右するポイント
- 毛玉になりやすい素材ランキング10選
- ポリエステルはなぜ毛玉が目立ちやすいの?
- 毛玉になりやすい素材の組み合わせは?
- 天然繊維と化学繊維では毛玉のでき方が違う
- 毛玉と毛羽立ちの違いは?
- 毛玉ができやすい服と場所は?
- 毛玉は秋冬だけ?季節ごとに注意したい服
- 毛玉ができにくい服を選ぶ5つのポイント
- 毛玉を防ぐ洗濯とお手入れのコツ
- お気に入りの服を長持ちさせる習慣
- できてしまった毛玉の取り方
- 毛玉取り器で服を傷めにくくするコツ
- これは避けたい!毛玉を取るときのNG方法
- 毛玉になりやすい素材についてよくある質問
- まとめ・素材の特徴を知れば毛玉対策はもっと簡単になる
毛玉になりやすい素材は?まずは特徴をチェック
毛玉ができやすい素材としてよく知られているのが、ポリエステルやアクリル、ウールなどです。
ただ、毛玉のできやすさは素材の名前だけでは決まりません。
繊維の長さや強さ、生地の編み方、起毛の有無、着用時の摩擦などによっても変わります。
そのため、素材ランキングはあくまで目安として考えてくださいね。
化学繊維はできた毛玉が残りやすい
ポリエステルやナイロン、アクリルなどの化学繊維は、比較的丈夫な繊維です。
丈夫なのは洋服として大きなメリットですが、毛玉という点では少し注意したいところ。
毛羽立った繊維が絡み合って毛玉になると、繊維そのものが切れにくいため、毛玉が生地についたまま残りやすいのです。
その結果、毛玉が目につきやすくなることがあります。
天然繊維でも毛玉はできる
「天然素材なら毛玉にならないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、ウールやカシミヤなどの天然繊維でも毛玉はできます。
特にニットのように表面がふんわりしている洋服は、着用中の摩擦によって毛羽立ちやすくなります。
天然繊維か化学繊維かだけで判断せず、生地の表面や編み方まで確認することが大切です。
そもそも毛玉はどうしてできるの?

毛玉は、ある日突然できるものではありません。
最初に洋服の表面が毛羽立ち、その繊維が絡み合うことで少しずつ毛玉になります。
仕組みを知っておくと、日頃のお手入れもしやすくなりますよ。
摩擦によって生地の表面が毛羽立つ
毛玉ができる大きな原因のひとつが「摩擦」です。
洋服を着て動くと、生地同士がこすれたり、バッグやコートなどが洋服に触れたりします。
この摩擦によって、生地の表面にある細かな繊維が少しずつ毛羽立っていきます。
毛羽立った繊維が絡み合って毛玉になる
表面に出てきた細かな繊維は、さらに摩擦を受けることで絡み合います。
そして、小さなかたまりになったものが「毛玉」です。
つまり、
摩擦 → 毛羽立ち → 繊維が絡む → 毛玉になる
という流れです。
洗濯中にも摩擦は起こる
毛玉は着用中だけでなく、洗濯中にもできることがあります。
洗濯機の中では、洋服同士が何度もこすれ合います。
特に洗濯物をたくさん詰め込んだり、デニムなど硬めの衣類とニットを一緒に洗ったりすると、摩擦が大きくなりやすいでしょう。
バッグやアウターとの摩擦にも注意
「なぜか片側だけ毛玉が多い」という場合は、バッグが原因になっていることもあります。
ショルダーバッグのひもが当たる肩や腰、リュックが触れる背中などは、何度も同じ場所がこすれます。
毛玉対策では、洗濯だけでなく普段の着方にも目を向けてみることがポイントです。
同じ素材なのに違う?毛玉のできやすさを左右するポイント
同じポリエステルやウールでも、「こちらの服は毛玉だらけなのに、もう一着はきれい」ということがあります。
これは、生地の作り方などにも違いがあるためです。
繊維の長さや強さで違いが出る
洋服を作る繊維には、それぞれ長さや太さ、強さなどに違いがあります。
繊維の特徴によって、毛羽立ちやすさや、できた毛玉の残りやすさも変わります。
そのため、素材名だけで毛玉のできやすさを完全に判断することはできません。
編み方や織り方も関係する
ざっくりと編まれたニットと、表面がなめらかなシャツでは、同じ素材を含んでいても表面の状態が違います。
一般的に、毛羽立ちやすい生地ほど摩擦の影響を受けやすくなります。
洋服を選ぶときは、タグだけでなく生地の表面も見てみましょう。
起毛した生地は摩擦を受けやすい
ふわふわ、もこもことした起毛素材は、やさしい肌触りが魅力ですよね。
一方で、表面に繊維が出ているため、摩擦の影響を受けやすい場合があります。
起毛した洋服は、洗濯方法や着用時の摩擦にも少し気を配ってあげましょう。
着る回数によっても変わる
お気に入りだからと毎日のように同じニットを着ていると、それだけ摩擦を受ける回数も増えます。
毛玉を減らしたいなら、何着かをローテーションして着るのがおすすめです。
毛玉になりやすい素材ランキング10選

ここからは、毛玉が気になる方が注意しておきたい素材を紹介します。
ただし、実際の毛玉のできやすさは混紡率や生地の作り方、着用方法などでも変わります。
絶対的な順位ではなく、洋服選びの目安として参考にしてくださいね。
第1位:アクリルとウールなどの混紡素材
アクリルとウールなどを組み合わせたニットは、ふんわりとした風合いが魅力です。
一方で、表面が毛羽立ちやすい商品では、着用を重ねるうちに毛玉が目立ってくることがあります。
特に脇や袖、バッグが当たる部分などをチェックしてみましょう。
第2位:ポリエステル
ポリエステルは、さまざまな洋服に使われている身近な素材です。
丈夫で扱いやすいというメリットがありますが、その丈夫さによってできた毛玉が取れにくいことがあるのが特徴です。
ポリエステルだから毛玉が必ずできるわけではありませんが、毛羽立ちやすい生地では注意しましょう。
第3位:ナイロン
ナイロンも丈夫な化学繊維のひとつです。
他の素材と組み合わせて使われることも多く、衣類の種類によって毛玉の目立ちやすさが変わります。
タグを見るときは、ナイロンだけでなく一緒に使われている素材も確認してみてください。
第4位:ウール
秋冬のセーターやコートでおなじみのウールも、摩擦によって毛玉ができることがあります。
特に脇や袖口などはこすれやすい場所です。
着用後に表面を整え、連続して着るのを避けるとお手入れしやすくなります。
第5位:アクリル
アクリルはニットやセーターなどによく使われます。
軽くて扱いやすい素材ですが、生地によっては毛羽立ちや毛玉が目立つことがあります。
購入するときは、表面の毛羽立ち具合もチェックしてみましょう。
第6位:レーヨン
レーヨンは、なめらかな風合いが魅力の素材です。
ほかの繊維と組み合わせて使われることも多いため、「レーヨンだから」というよりも、どの素材と組み合わされているかを見ることが大切です。
第7位:モヘア
モヘアを使ったニットは、ふんわりとした見た目が魅力です。
表面に毛足があるため、着用中の摩擦には気をつけたいところ。
洋服の洗濯表示に合わせて、やさしくお手入れしましょう。
第8位:フリースなどの起毛素材
フリースはポリエステルを使ったものが多く、表面を起毛させた生地です。
暖かく扱いやすい一方、着用や洗濯を繰り返すことで表面の風合いが変化する場合があります。
毛玉だけでなく毛羽立ちにも注意しましょう。
第9位:カシミヤ
カシミヤも毛玉がまったくできないわけではありません。
やわらかな繊維が摩擦を受けることで、毛羽立ちや毛玉が見られる場合があります。
毛玉ができたからといって、すぐに「品質が悪い」と判断する必要はありません。
第10位:綿とポリエステルの混紡素材
綿とポリエステルを組み合わせた生地は、Tシャツやスウェットなど幅広い衣類に使われています。
毛玉のできやすさは、生地の作り方や混紡率によってさまざまです。
表面が毛羽立ってきたら、早めにお手入れするとよいでしょう。
ポリエステルはなぜ毛玉が目立ちやすいの?
「ポリエステルは毛玉になりやすい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ポイントは、ポリエステルの「丈夫さ」にあります。
ポリエステルは丈夫で切れにくい
毛玉は、毛羽立った繊維が絡み合ってできます。
ポリエステルは比較的丈夫なので、絡み合った繊維が簡単には切れず、毛玉として残る場合があります。
つまり、丈夫という長所が、毛玉の残りやすさにつながることがあるのです。
ポリエステル100%でも毛玉はできる?
ポリエステル100%だからといって、必ず毛玉ができるわけではありません。
表面がなめらかな生地と起毛した生地では、摩擦の受け方が違います。
「ポリエステル○%なら毛玉ができる」と数字だけで判断せず、生地の状態も確認しましょう。
混紡素材は組み合わせにも注目
ポリエステルは、綿やレーヨンなどと組み合わせて使われることがあります。
混紡素材の場合は、ポリエステルだけを見るのではなく、ほかにどの繊維が使われているのかも確認するのがおすすめです。
毛玉になりやすい素材の組み合わせは?
洋服のタグを見ると、「ポリエステル70%・綿30%」など、複数の素材が書かれていることがあります。
このような生地を「混紡」と呼びます。
ウール×アクリル
セーターなどで見かける組み合わせです。
ふんわりとした風合いの商品では、摩擦によって毛羽立ちや毛玉が出る場合があります。
綿×ポリエステル
Tシャツやスウェット、パーカーなど幅広い洋服で使われています。
扱いやすい組み合わせですが、生地によっては着用や洗濯を重ねることで毛玉が目立つことがあります。
レーヨン×ポリエステル
レーヨンとポリエステルを組み合わせた洋服もあります。
毛玉のできやすさは素材だけでなく、編み方や生地の表面によっても変わります。
「○%なら毛玉になる」とは限らない
素材タグはとても参考になりますが、数字だけですべてを判断するのは難しいものです。
同じ混紡率でも、生地の作り方が違えば着用後の状態も変わります。
タグ+生地の表面+洋服の用途をまとめてチェックすると選びやすくなりますよ。
天然繊維と化学繊維では毛玉のでき方が違う
毛玉について知っておきたいのが、天然繊維と化学繊維の違いです。
天然繊維は毛玉が取れることもある
天然繊維は、摩擦によって毛玉ができても、繊維が切れて自然に脱落する場合があります。
ただし、ウールやカシミヤなどでも毛玉はできるため、お手入れは必要です。
化学繊維は毛玉が残りやすい
ポリエステルなどの丈夫な化学繊維は、毛玉になった繊維が切れずに残ることがあります。
そのため、毛玉が目につきやすく感じる場合があります。
天然素材なら安心とは限らない
「天然素材=毛玉にならない」と覚えてしまうのはおすすめできません。
毛玉の発生には、素材だけでなく生地の構造や摩擦も関係しています。
毛玉と毛羽立ちの違いは?
毛玉と似ているものに「毛羽立ち」があります。
毛羽立ちは、生地の表面から細かな繊維が出て、ふわふわした状態になっていることです。
その毛羽立った繊維が絡み合うと、毛玉になることがあります。
毛羽立ちを見つけたら、衣類用ブラシなど、その衣類に適した方法で表面を整えておくとよいでしょう。
毛玉ができやすい服と場所は?
毛玉は洋服全体に均等にできるとは限りません。
摩擦の多い場所に集中する傾向があります。
ニットやカーディガン
ニットは表面に繊維が出やすいため、摩擦を受ける部分を中心に毛玉が見られることがあります。
コートやアウター
コートはバッグや腕などとの摩擦が繰り返されます。
特に袖や脇、バッグが当たる部分をチェックしてみましょう。
脇・袖口・腰まわり
腕を動かすたびにこすれる脇や袖は、毛玉ができやすい場所です。
腰まわりも、バッグやアウターとの摩擦が起こりやすくなります。
リュックが当たる背中
リュックをよく使う方は、肩から背中にかけて毛羽立ちが出る場合があります。
お気に入りのニットを着る日は、バッグとの組み合わせにも気を配ってみてください。
毛玉は秋冬だけ?季節ごとに注意したい服
毛玉と聞くと冬のニットを思い浮かべますが、実は一年を通して起こる可能性があります。
秋冬はニットやコートをチェック
秋冬はニット、セーター、カーディガン、コートなど、毛羽立ちやすい衣類を着る機会が増えます。
毛玉が気になる季節だからこそ、着用後のお手入れを習慣にしておくと安心です。
春は薄手のカーディガンにも注意
春のカーディガンや薄手ニットも、バッグやアウターとの摩擦が起こります。
特に肩や腰まわりを確認してみましょう。
夏のTシャツにもできることがある
夏服でも毛玉ができることはあります。
バッグが当たる部分や、よくこすれる部分に小さな毛玉ができることがあるため、洗濯前後にチェックしてみてください。
部屋着やパジャマも意外と摩擦が多い
部屋着やパジャマは長時間着ることが多く、寝具やソファなどとの摩擦もあります。
人に見せる機会が少ない服ですが、長く着たいなら定期的に表面を確認しておきましょう。
毛玉ができにくい服を選ぶ5つのポイント

できてしまった毛玉を取るより、最初から毛玉が目立ちにくい服を選べるとラクですよね。
洋服を買うときは、次のポイントを確認してみましょう。
1.生地の表面を見る
表面がすでにふわふわと毛羽立っている服は、その風合い自体が魅力でもあります。
ただし、毛玉をできるだけ避けたい場合は、表面がなめらかな生地も候補にするとよいでしょう。
2.編み目を確認する
ざっくりしたニットはかわいいですが、摩擦の影響を受ける場合があります。
デザインだけでなく、編み目の状態も確認してみてください。
3.タグの素材表示を見る
「ポリエステル」「アクリル」など、素材名を確認します。
混紡素材なら、それぞれの割合も見ておきましょう。
4.通販なら生地のアップ画像を見る
ネット通販では実際に触れないため、商品画像を拡大して生地の表面を確認するのがおすすめです。
素材表示と一緒に見るとイメージしやすくなります。
5.口コミも参考にする
購入者の口コミで「毛玉」「毛羽立ち」などの言葉を探してみるのもひとつの方法です。
ただし、着用回数や洗濯方法は人によって違うため、口コミだけで判断せず参考程度にしましょう。
毛玉を防ぐ洗濯とお手入れのコツ

お気に入りの洋服を長くきれいに着るためには、毎日のちょっとした工夫が大切です。
洋服を裏返して洗濯ネットへ
洗濯できる衣類の場合、裏返してネットに入れることで、表面がほかの衣類と直接こすれるのを抑えやすくなります。
ただし、まずは洋服についている洗濯表示を確認することが基本です。
洗濯表示に合ったコースを選ぶ
デリケートな衣類を通常コースで強く洗うと、生地への負担が大きくなる場合があります。
洗濯表示を確認し、衣類に合った方法で洗いましょう。
洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯機いっぱいに衣類を詰め込むと、衣類同士がこすれやすくなります。
毛玉が気になる服を洗うときは、余裕を持たせるのもポイントです。
硬い衣類とは分けて洗う
ニットとデニムなど、生地の性質が大きく違う洋服を一緒に洗うと摩擦が気になる場合があります。
大切な服は分けて洗うことも検討しましょう。
同じ服を連続して着ない
お気に入りのニットでも、ときどき休ませてあげましょう。
数着をローテーションすると、1着あたりが受ける摩擦を減らせます。
お気に入りの服を長持ちさせる習慣
特別なお手入れを毎日する必要はありません。
まずは簡単に続けられることから始めてみましょう。
着用後に毛羽立ちがないか確認する、バッグがいつも同じ場所に当たっていないかを見る、連続着用を避ける、といった小さな工夫でも違ってきます。
また、シーズンが終わったら、洗濯表示に従ってお手入れしてから収納しましょう。
「毛玉が増えてからまとめて対処する」のではなく、小さな変化に早めに気づくことが大切です。
できてしまった毛玉の取り方

きちんとお手入れしていても、毛玉ができてしまうことはあります。
そんなときは無理に引っ張らず、洋服を傷めにくい方法で少しずつ取り除きましょう。
毛玉取り器を使う
毛玉取り器を使う場合は、洋服を平らな場所に置き、生地のシワを伸ばしてから使います。
強く押しつけず、表面をなでるように少しずつ動かしましょう。
衣類や機器によって使用方法が異なるため、取扱説明書も確認してください。
小さな毛玉はハサミで丁寧に
毛玉をハサミで切る方法もあります。
ただし、生地まで切ってしまわないよう十分注意が必要です。
無理に毛玉を持ち上げず、平らな場所で慎重に作業しましょう。
衣類用ブラシで表面を整える
素材によっては衣類用ブラシで表面を整える方法もあります。
ブラシが使用できる素材か確認してから、やさしく行いましょう。
毛玉取り器で服を傷めにくくするコツ
毛玉取り器は便利ですが、使い方によっては生地に負担をかけてしまいます。
まず洋服をテーブルなどに平らに置きましょう。
そして、
- 強く押しつけない
- 同じ場所を何度も往復しない
- 一度にすべて取ろうとしない
- 目立たない場所で試してみる
ことを意識します。
特に薄手のニットなどは、慎重にお手入れしてくださいね。
これは避けたい!毛玉を取るときのNG方法
毛玉を手でむしり取る
気になる毛玉を見つけると、つい指で引っ張りたくなりますよね。
しかし、毛玉を無理に引っ張ると周囲の繊維まで引き出し、新たな毛羽立ちにつながることがあります。
カミソリを強く当てる
身近なカミソリで毛玉を取ろうとする方もいますが、生地を傷つける可能性があります。
特に薄い生地では注意が必要です。
同じ場所を何度も削る
毛玉取り器でも、何度も同じ場所に当てると生地が薄くなる可能性があります。
「少し残っているから」と完璧に取り切ろうとせず、生地への負担を考えながら行いましょう。
毛玉になりやすい素材についてよくある質問
ポリエステル100%でも毛玉はできますか?
できます。
ただし、ポリエステル100%なら必ず毛玉ができるわけではありません。
生地の表面や作り方、着用時の摩擦などによって変わります。
綿とポリエステルの混紡は毛玉になりやすいですか?
毛玉ができることはありますが、混紡率だけでは判断できません。
生地の編み方や表面の状態なども関係します。
アクリル100%は毛玉になりやすいですか?
アクリルを使った衣類でも、生地の作り方によって毛玉のでき方は異なります。
ニットなどを購入するときは、素材表示だけでなく表面の毛羽立ちも確認してみましょう。
ウール100%なら毛玉はできませんか?
ウール100%でも毛玉ができることはあります。
天然素材だから毛玉ができない、というわけではありません。
カシミヤに毛玉ができるのは品質が悪いからですか?
毛玉があるという理由だけで、品質が悪いとは判断できません。
やわらかな繊維は着用時の摩擦によって毛羽立つことがあります。
毛玉ができにくいニットはどう選べばいい?
素材表示だけでなく、生地の表面や編み目を確認するのがおすすめです。
毛玉をできるだけ避けたい場合は、表面がなめらかで毛羽立ちの少ないものも候補にしてみましょう。
新品なのに毛玉ができるのはなぜ?
新しい洋服でも、着用時にバッグやアウターなどと何度もこすれると毛羽立ちが起こる場合があります。
「何年着たか」だけではなく、摩擦の回数や強さも関係しています。
毛玉が目立ちにくい色はありますか?
色によって見え方が変わることはありますが、毛玉のできやすさそのものを色だけで判断することはできません。
購入時には色よりも素材や生地の状態を確認しましょう。
一度毛玉を取れば、もうできませんか?
毛玉を取っても、その後に摩擦が繰り返されれば新しい毛玉ができることがあります。
取り除いた後も、着方や洗濯方法に気をつけることが大切です。
毛玉取り器はどんな服にも使えますか?
すべての衣類に適しているとは限りません。
デリケートな素材や特殊な加工がされた衣類などもあるため、衣類の表示と毛玉取り器の説明書を確認してから使用しましょう。
まとめ・素材の特徴を知れば毛玉対策はもっと簡単になる
毛玉は、洋服の表面に摩擦が加わって繊維が毛羽立ち、それが絡み合うことでできます。
ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は丈夫なため、できた毛玉が生地に残りやすい傾向があります。
一方、ウールやカシミヤなどの天然繊維にも毛玉はできます。
そのため、「この素材なら絶対に毛玉にならない」と考えるのではなく、素材・生地・着方・洗濯方法をまとめて考えることが大切です。
洋服を購入するときは、素材表示だけでなく、生地の表面や編み目もチェックしてみてください。
そしてお気に入りの服は、洗濯表示に合わせてやさしく洗い、同じ服の連続着用やバッグとの強い摩擦をできるだけ避けましょう。
もし毛玉ができてしまっても、無理にむしらず、衣類に合った方法で少しずつお手入れすれば大丈夫です。
ほんの少し扱い方を意識するだけでも、お気に入りの洋服をきれいな状態で楽しみやすくなりますよ。
